« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月25日 (土)

誤植めっけ

他人の誤植はめざとく見つけるのだが……。

P1010157P1010177 最初は、下北沢の映画館のパンフレット。わかりますね? 五木ひろしじゃたそがれですよ。正木ひろしですね。

二つ目は、これは、意外なもので労働法の教科書。今回のリライトで参考にさせていただいたが、誤植がある。丸付き数字がおかしくなっているのはわかるだろうか。こまめに改版するので有名な本で、まさに改版の際に出たものだそうだ。改正のポイントは人によって数が違うので、これは編集部で確かめてみると、最後の数字が一つ多くなっている。大昔、誤植を指摘すると金貨が贈られたそうだが、図書券が送られてきた……はずはない。

自分はどうだかは……。さあ? それほどひどくないつもり、と言っておこう。

2007年8月24日 (金)

『資本論』と産業革命

初校を担当させていただいた松石勝彦『「資本論」と産業革命』青木書店が、刊行された。当初とは題名も変わり、かなりの加筆があったみたいである。みたいである、というのは、校正した本はそんなにしげしげと読まないからだ。怖いし。思い出したのは、ボウルトンとワットが特許をめぐっては案外こすっからかったというところである。私は、内田義彦経由でしかワットを知らず、スミスの友人として理想化した像を描いていたから、そのあたりは面白かった。

ただ、参考文献に小松芳喬『英国産業革命史』(現在は早稲田大学出版局から出ている。小松先生は晩年までこの本を改訂されていた由)がないのは、少し不満。ブリヂウォオタとかびいるとかいう表記(固有名詞はなるべく現地発音。日本語化しているものは場合によってはひらがな!)にさえ慣れたら、読みやすいいい本なのだ。小松先生の考えだと歴史上の切断ではなく、連続を強調することになる=新トーリ主義だ(大塚学派からの批判でもある)ということに加えて、早稲田と一橋の違いというものあるのだろうか。増田四郎さんの訳されたものは入っているのに……。

液晶テレビの候補を探す。圧迫感のない暮らしがしたいので26インチになってしまう。だが、小さくなると倍速ナントカもないし、たしかに性能が落ちるのも事実。

ソニー(他の店で連続テレビ小説を見るとえらく白っぽい)、ビクター(高級機があったので、みたら、オレンジがかっている)、と意中の機種を落とすことになるのかもしれない。

2007年8月21日 (火)

二冊の歌集 そして 日常

テレビを買い換えなければならないらしい。7月ごろから緑色がかった画面になっている。土・日と、近所のダイエーに行ったが、32インチには少しおののく。かつてなら、テレビを持つこと自体、恥じたのだが、さすがにそこまではいわない。ただ、要するに貧乏人は貧乏人らしく暮らしたいのだが……。

昨日の帰り、ブックオフで歌集を購入。荒井直子『はるじょおん』、桝屋善成『声の伽藍』(いずれもながらみ書房)。歌をつくることからまた、遠のいてしまっているが――。

P1010196 荒井は死産を読んだ「紙の柩」がやはりいい。以前、「塔」の見本誌を取り寄せたことがあり、、紹介されていた作品だが、歌集のI、IIは、ライトヴァースということもあり、それほど惹かれない。で、ページが進むにつれて、リアリティをつかむということはこうなのか、と思う部分にくるわけである。ただ、タイポグラフィについては異議アリ。詰め打ち風なのか、かえってよみにくい。この価格帯だと仕方がないのかもしれないが、造本もあまりよくないのである(僕の買った本がたまたまそうだったのかもしれないが)。

桝屋については、初めて知る。ぱらぱらと立ち読みしていて、未来賞受賞とある。「レ・パピエ・シアン」*の創刊メンバー。ただ、「未来」の人としては、たたずまいが古典的なのはいいとしても、高島裕に比べてもずいぶんと岡井シューレの優等生だなという感じがする。

*昨年、この雑誌の電子版に難癖をつけてきたのが「朝日歌壇鑑賞会事務局長」(!)なるネットイナゴだった。

報告ついでに述べておくと、労働法のリライトは8月9日にいちおう終了。ごくわずかの分量であんなにキーが進まないのも反省の材料。

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

最近のトラックバック

2008年7月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31