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2008年12月24日 (水)

校正・買い物

P1010711_2 伊豆の親戚からいただいた生しいたけ。お礼の意味も込めて。もっとも、ものをもらったからといってブログやネットの日記で書くのはあまりお行儀のいいことではないという意見もあるのだが。とりあえず、見事なので。

12月第三週の終わりごろから、ぽとぽとと見ている校正がある。退職金に関する手書き原稿なので、気は抜けないが、おもしろい。近所に岩波の文庫・新書を置いている本屋があり、23日に、買ったのは、
犬丸義一校訂『職工事情』上、中、下(岩波文庫)
・原武史『昭和天皇』(岩波新書)
佐木隆三『復讐するは我にあり』上、下(講談社文庫)

P1010714_3 『職工事情』は、仕事との関連。編集方針はやはり参考になる。『昭和天皇』はカバーを掛けたままだから画像にしなかったが、文章のセンスは一流。最後に、『復讐するは我にあり』。帯の、緒形拳、これでは極悪人ですね。下巻の帯では、専売公社職員を殺すシーンです。実は、映画と原作はだいぶ異なる。映画を先に見てしまうと、緒形―三國というどちらも深い宗教性のある俳優(かたや日蓮信者、かたや親鸞尊崇者)ならではの、人間に原罪といういわば逆方向からの照明をあてて描いたカトリック映画かと思ってしまうのだが。
映画になっていたかどうか覚えていないのだが、面白い箇所をひとつ。
「榎津は、減点されたことがない。作業成績だって、すごくいい。鉄工・木工・洋裁・印刷・クツ……いろんな作業のうち、印刷所へ行っていた。専門は校正で、ちょっと職員もかなわないくらい達者ということだった。だから作業賞与金も多い(以下略)」(上、93頁)
ゲラを出したらツタヤへ行こう。

2008年12月21日 (日)

遠用眼鏡

P1010708 眼鏡(遠用)。同じ店であつらえたが、こちらは読書用ほどうまくいっていない。値段も前回より少し高いのだがCPはさほど。
1.重い。ガラスレンズ(ニコンエシロール。イタリア製だよ)。フレームのレンズを支える縁がごつくて(平沢勝栄みたいにズルそうな雰囲気)気に入ったのだが、デザイン買いはやはり、あまりいいことではない。読書用は室内なのでプラスチックにしたが、こちらは双眼鏡を覗いたりするのでガラス。

2.遠くに合わせすぎたらしい)。アフリカの部族には遠視の人がいて、「白人の女が来るぞ」「え? 何にも見えないが」「いや。耳にイヤリングをしているか女。お前たちの仲間と同じ白人」と当ててしまうそうだ。家の中からシジュウカラの顔がはっきりみえるのは嬉しいが、無駄な性能というやつかもしれない。

書店に入ってみると、立ち読みがスムーズにできない。80センチくらい離れて本の中を読むのはちょっと……。これまでつかってきたメガネドラッグのほうがいい。

3.もっとも、駅構内での案内掲示は明瞭そのもの。ちょうど、運転席で計器類に合うようにするとこうなのだろう。。僕は自動車を運転しないし、自転車も、今の住所のあたりは交通事故の危険があるので使わないが。

2008年12月11日 (木)

眼鏡の効用・『刑政』・「水伝」騒動と平和運動

12月8・9両日の校正無事(?)終了。眼鏡の効果大いにあった由。10級の注で落としていたのが格段に減った。

フランスの派遣労働者の訓練についての記事で、アクサンに大いに悩まされ、確認に手間をとって、きれいに直ったのは、最終校正日。それに目が行ってるうちに、末注で、カンママルがカンマピリになっていた(視力がどうのではなくて、こちらは注意の問題)。これは一部分だけなので、最終的にはうまく行ったが。どちらの問題も、前の眼鏡ではこうは行かなかったろう。

『刑政』という雑誌の名をひさしぶりに聞いた。版元は矯正協会。ウェブによると、淵源は『大日本監獄協会雑誌』(明治21年=1890年)。正木亮が死刑廃止論を展開したことと、吉村昭の『破獄』 での、脱獄囚(緒形拳)と看守(津川雅彦)の攻防の元ネタが、たしかこの雑誌で最初に紹介された実話だということでわずかに名前を知っていたが。今でもあるとは。

いつぞやの、本の訳者は、こういうことも言っていた。

2008年7月31日のブログ  

こちらがウェブ魚拓

今回は引用しておこう。

「さてそこで、これを読んでくださっているあなたへのお誘い。8月3日、館山中央公園に10時に集合して平和行進をしませんか?そのあと、我が家で3時から水に感謝を捧げる集いをします。これは江本勝さんからのお誘い。(YouTubeへのリンクあり略)

「バイカル湖の水、そして世界の水に祈りを捧げる時間は、バイカル湖時間として、8月3日(日)の午後5時から6時の1時間です。

8月はバイカル湖では夏時間であり、この時、日本時間もまったく同じ時刻になります。

是非、この1時間の間に、以下の水への祈りを捧げてください。そして、バイカル湖の水、そしてまた世界の水が、愛と感謝の波動によって満たされることをイメージしてください。

 お水さん、ごめんなさい(Water, We Are Sorry)。
 お水さん、愛しています(Water, We Love You)。
 お水さん、ありがとう(Water, We Thank You)。
 お水さんを大切にします(Water, We Respect You)。」

(引用終了)

江本勝氏の名前でも明らかなように、これって、例の『水からの伝言じゃないの?

江本氏といえば、 08年10月10日には傑作な対応をされている。

こんな形で平和運動に密輸入されていたとはね。

宗教ならまだわかる。「自然崇拝をします」といえばいい。「水がご神体です」といえばいい。アメリカにはそういう人たちがいて、名前でわかるらしい。RiverとかWindとか、自然をファーストネームにしている人たちがそれだ。たとえば、リバー・フェニックス。ただ、学校で授業というわけには行かないだろう。政教分離というものがある。

科学への意義申し立てとしての思想運動をしています、というのなら、まだいい。もっとも、それでも、科学的精神の涵養を損なっていいというわけにはいかぬから、すくなくとも公立校の「道徳」の教材としては学校に持ち込めなくなるが。そういう覚悟はないらしい。

だいぶ前、「アインシュタインの予言」騒動というのがあった。現代物理学の父ともいうべき、あの熱烈な平和主義者が、天皇制を賛美しているといって、「愛国」な方たちがしきりに持ち上げていたオハナシだ。そして、ガセとわかっても、彼らは「いい話ならいいじゃん」と未練たらしく言っていた。

ベクトルは逆、担い手は逆に見えて、「感動した!」といいたがるのは、同じなのだ。きつい言葉で言えば、騙されたがるといってもいい。暗澹たる気分になる。

しかし、水に罵言を聴かせると汚い結晶とか、酒にモーツァルトを聴かせると芳醇になるとか……。パオロ・マッツァリーノだったか、それじゃあ、植木等を聴かせたら「♪わかっちゃいるけどやめられない」酒になるのか? という問題提起をしていたが、同感。

最初の「ブログとポッドキャスト」の主に戻ろう。誰彼かまわず手を組んでいいものでもないのだよ。もっとも、こういうことを書くと、「天のお怒り」で僕は誤植を見落とすのだろうかしら。

2008年12月 7日 (日)

校長の土屋、ですか。

テレビ朝日『男装の麗人 川島芳子の生涯』をちらっと見る。黒木メイサいいねえ。ほかには平幹二郎の川島浪速、高島(弟)の溥儀がいい。とくに前者。平幹がやると、狂気を秘めたような役で実際の川島よりはるかにスケールが大きくなっているのではないか? 『武田信玄』の信虎タイプである。本当は、『どですかでん』の松村達雄のやった元中学教師みたいな人間だったりしたら喜劇なのだが(なにせ養女をレイプしたことになっているのだから)。

ただし、「校長の土屋」こと土屋文明(小市慢太郎)が、「厄介払いをした」というふうにつぶやくのは少し不満。米田利昭の『土屋文明 短歌の近代』を読んでも熱誠の教育者というべきで、地方の有力者とがんがんやりあってもいいくらいなのだ。第一、顔つきからしても、もっとごつい。それとも、まさか、小市という苗字からすると、文明に繋がる人なのか?

それにしても土屋文明を演じられる俳優っているのだろうか。 なかなか考え付かない。加藤武や緒形拳の若い頃ならそっくりなのだが。伊藤英明や内野聖陽でも少し違う(面長になりすぎ)

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