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2012年11月27日 (火)

品川正治さん講演会

11月上旬に一つ仕事を戻した後、母の具合がよくない。メニエール病と心臓肥大を持っているし、こちらが校正で家事をしないとよけいひびく。それでも落ち着いてきたので、17日は弘済会館(四ツ谷駅下車)での「9条歌人の会」の講演を聴く。品川正治さんの講演。すこしお話しできたのは嬉しさの極み。ただし、父の名はご存じなかった。なにしろ、70年前の話の、しかも科が違うのだから。それでも、理科系の友人にまつわるハート・ウォーミングなお話を伺えた。

品川講演の収穫はまだある。田邊元『歴史的現実』が京都大将軍の父の育った家にあった理由である。学生のための特別講演会で話されたのだ。父には従兄がおり慶應の工学を出て東芝に入ったが早く死んだ。その人の蔵書かあと思っていたのだが。父のものだったのだ。あの薄いパンフレット様の本は大将軍の家を明け渡すとき、古道具屋に『東京と京都』(大量にあった)と一緒にして出してしまった。今にして思えばなんともったいないことを。

品川講演で三好達治が出てきたのも、9条歌人の会にはふさわしかったことを付け加えておこう。上田三四二『短歌一生』に収められた、『「ただよふ」』につき という文章でも『春の岬』から引用されている。考えてみれば入学は上田さんが一年上のはず。あの講義を聴講されていたのかしら。立ち話でそのあたりを二三お伺いしたのだが、上田さんについてはご存じなかったようす。お二人とも最初の学年、剣道部なのであるいは、とも思ったのだが。
新アララギの吉村睦人氏さんが最近の作品について話されたのだが、現代の歌人に対する苦言というのは、果たしてそうか?と思う部分あり。大口玲子の場合はザチーレが入っているのではないか、あるいは、吉川宏志の『燕麦』に収められたような作品についてはどうなのか。それが話に入ってこないと公平ではないだろう。

9条歌人の会について。もちろん疑問はないわけではない。たとえば、ナショナリズムについてどう考えるのか。美しい国土を守れという願いから、「天皇・皇后両陛下も祈っておられる」というパターンへ行ってしまうということも十分にある(高島・真中論争は今日の参加者にどう把握されているのか)。 もっとも、今の共産党支持者は、案外このあたりころりと行ってしまっているのではないかという声はさらに「左」のつもりの人たちから昔から言われてきたことだが……。

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コメント

私の短歌「金雀枝12月号」

  数うれば「民生」の面掬すあり任期を果たせ政  権与党

  この政権「憲法改悪」なかろうと身構え解いた  日々でありしに

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